2021年10月22日金曜日

小嶋悠司展


 没後5年 小嶋悠司展 魂の生彩-生きる者へー

前期 2021年7月1日~8月8日

後期 2021年8月18日~9月26日

まで、開催されました。











前期は『凝視』『穢土』『生』というタイトルごとに展示してきました。その中でも凝視エリアはタイトル通り、描かれている「目」が印象的でした。



「穢土」迷いから抜けられない衆生の住むこの世






「生」
















後期は作品を年代順に展示しました。

「古代の詩」1967年

「眠り」1979年


「穢土」2011-2016年


小嶋悠司は、物の形を借りず、色によって自らの思想を語ることを目指していたといいます。
小嶋作品が放つ色彩の奥深さ、彩りは、人生の重みや深さ、思想、すべてを表現した「魂の色」だと思います。その作品の数々の重厚さに、圧倒されました。


期間中は小嶋悠司先生のファンのお客様や、画家さんが遠方からもきてくださいました。
小嶋悠司展の動画の音楽を提供してくれた作曲家の藍舟さんがこられたり、ご家族の方がこられて、小嶋先生の生前のお話を伺う事もできました。



小嶋悠司展は、9月26日をもちまして、無事会期を終了いたしました。
ご来館いただいたお客様、関係者の皆様には、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。






























2021年7月3日土曜日

森かずお写真展~ありのままの一瞬~後期ダイジェスト版

 森かずお写真展~ありのままの一瞬~後期は5月19日(水)からはじまり、6月27日(日)に無事会期を終了いたしました。

後期の様子を振り返ってみたいと思います。


後期から竹林での大師講のパネル展示や、書家さんとのコラボ作品の外の展示が、晴れの日に行いました。



また週末のたびに、演奏家さん達のパフォーマンスライブがありました。

5月23日(日)フルート奏者 植村順子さんとクラシックギター奏者 三谷光恵さん


5月30日(日)の二胡奏者 真真さんとギター奏者 岩田のぼるさん


6月6日(日)笙奏者 伊藤えりさん


6月13日(日)津軽三味線奏者 五錦雄互さんと篠笛奏者 宮川悦子さん


毎週素晴らしい演奏を楽しませていただきました。
プロデュースをしてくださった佐予さん、ありがとうございました💖


森かずお展、前期きてくださったお客様が後期もきてくださることも多く、前期後期あわせてたくさんのお客様がご来館下さいました。
後期の最終日には、16000人目のお客様がいらっしゃいました。 かずおさんを古くからよく知っていたお客様でした。 ガマの穂をもってきてくださったこともありました。


後期もはなまるさんには、たくさんの素敵なお花で、森かずお写真展を盛り上げていただきました。 最後の週はたくさんの紫陽花をならべていただきました。 ありがとうございました。


森かずお写真展では、かずおさんのことをよく知る方々から、たくさんのことを教えていただきました。 写真を提供してくださったり、展示物を提供してくださったり、たくさんの方のご協力があって、森かずお写真展が作り上げられてきたと思います。 誠にありがとうございました。


森かずお展が終わってしまったのは、とてもさみしい気持ちですが、新しく「没後5年 小嶋悠司展 魂の生彩ー生きる者へ」もはじまりました。
こちらの企画展も、どうぞよろしくお願いいたします。






2021年5月15日土曜日

森かずお写真展~ありのままの一瞬~ 前期ダイジェスト版

4月1日(木)から企画展 森かずお写真展~ありのままの一瞬~がはじまりました。

森の美術館開館5年目の年に、初の写真展となります。「被写体は地元にある」と、手賀沼、沼南町、桜、大師講の人々を見つめ続け、50年撮り続けていた森かずおさんの写真展です。

2019年11月に突然他界され、誰もが信じられませんでした。森かずおさんは、人間味あふれるとても魅力的な方でした。写真の魅力もさることながら、森かずおさん自身の魅力にもふれていただきたいです。

今回は前期のダイジェスト版をご紹介いたします。
















テーマごとに、森かずおさんご自身が語られた言葉がはいっています。


紙面媒体、WEB、テレビなど、たくさんのメディアに取り上げていただきました。
ありがとうございました。












オキクルミの秋元佐予さんのご紹介で、森かずおさんと所縁のある方々との
数々のイベントがありました。

4月18日(日)放浪茶人の爲さんの野点が行われたり、












4月24日(土)ダンサーの有維子さんとアコーディオン奏者の岩城里江子さんの
パフォーマンスライブがあったり、












5月9日(日)アコーディオン奏者の岩城里江子さんとミュージシャンの小林徹也さんのパフォーマンスライブがあったりして、
















おかげさまで、素晴らしい時間をすがすことができました。
ありがとうございます。
ミュージシャンのパフォーマンスは後期も行われます。お楽しみに。


森かずおさんがかつてやられていたように、
竹林の中での大師講のパネル展示もはじまりました。












なお、佐予さんのお友達で森かずおさんとも所縁のある我孫子にあるお花屋さんの花まるさんが、期間中お花を絶やすことなく、飾ってくださいました。
「かずおさんにお世話になったので、少しでも力にならせてください」とのこと。
なんともありがたかったです。

 














前期中は、たくさんのお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
ノートのほうにも、たくさんのあたたかいお言葉がよせてあり、たいへんうれしく、感動しております。

前期の展示は、いよいよ明日が最終日となってしまいました。
後期の展示は、5月19日(水)~6月27日(日)となります。
後期の展示も、ぜひお楽しみください。











2021年5月14日金曜日

所蔵展vol.10について

 2021年1月13日(水)~3月28日(日)まで所蔵展vol.10を開催する予定でしたが、

2021年1月7日に緊急事態宣言が発出されました。

それを受けてやむなく森の美術館も1月~3月末の間、臨時休館をいたしました。








臨時休館中、実物を観ていただけなかったのは残念でしたが、

ご自宅でもお楽しみできるように、展示動画をWEB公開しておりました。

展示の様子はこちらからご覧いただけます。

https://youtu.be/N85hjLmxllE


現在は森の美術館初の写真展、森かずお写真展~ありのままの一瞬~開催中です。

そちらの様子はまたあらためて、報告します。