王培展を振り返って ダイジェスト版
2021年10月1日(金)~12月21日(火)まで
「王培展-幼き心」を開催いたしました。
王培先生の作品に描かれている子供たちは、可愛らしい雰囲気がありながらも瞳の奥に力を感じられるものばかりです。王先生にお会いした時に作品と同じ雰囲気を先生ご自身からも感じました。故郷を離れ異国の地で日本画の学びに没頭された日々が重なり合うのでしょうか。
会期中は沢山のお客様にご来館いただきました。10/1、11/13、12/20、21日は王先生が美術館に一日在館してくださいました。先生のビッグファンの方々が遠方からも駆けつけ、先生とのお話を楽しまれていました。
10/6日 西初石小学校の子供たちが町探検の授業で美術館に来てくれました。
作品をじっくり鑑賞し、森館長にいろいろな質問をする子供達。
王先生が普段使われている岩絵の具を興味深そうに観察していました。
11/9日 おおぐろの森小学校の生徒さんたちが授業の一環として森の美術館で鑑賞授業を行いました。アートコミュニケーターの方々をお招きし、子供たちに作品についての説明をしていただきました。
子供ならではの視点に驚かされ、一人一人が一つの作品から色々なことを感じてそれを言葉に表し話してくれたことに感動しました。
会期中お客様から「とても癒されました」といわれることが何度もありました。
それは私たちスタッフも感じていたことです。美術館に入り、作品を前にする度にふわりと温かい気持ちになるのです。とても不思議な感覚でした。
王培展は12月21日をもちまして、無事に会期を終了いたしました。
ご来館いただきました皆様、関係者の皆様には心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。